第二大阪警察病院
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放射線技術科
ご挨拶
大阪警察病院(本院)は平成23年に、コメディカル(医療技師)が各科に所属していたのを医療技術部として一元的に組織化し、チーム医療としての質の向上を図りました。
当院においても、平成31年4月にNTT西日本大阪病院から第二大阪警察病院へと名称変更したのを機に、それまでの放射線技師は放射線科に所属していましたが、医療技術部放射線技術科として新しく出発いたしました。
各部門には責任者を置き、診療科からの高いレベルの依頼にも対応できるように、放射線科の医師や看護師等の関連スタッフと協力して、安心・安全な画像診断や放射線治療を患者様に提供しています。24時間対応も行い、当院の救急医療体制を全面的に支援しています。
また、本院の放射線技術科とも連携、協力体制をとっており、2病院間における医療技師の応援体制や情報交換等の人事交流を図りながら、互いのスキルアップと病院運営への貢献に努め、2021年後半から始まる新病院建設のため、PET/CT・放射線治療を休止中ですが、本院でこれらの検査・治療を行ない、将来の新病院開院に備えます。

医療技術部総務部長補佐兼放射線技術科副部長(技師長) 田中淳司

スタッフ
放射線技術科は、診療放射線技師16名(うち、女性技師3名)で、放射線科(常勤医師1名、看護師4名、事務員3名)とチームを構成しています。
単純X線撮影・CT検査・MRI検査・TV透視検査などの画像診断や、シンチグラフィ検査・SPECT検査の核医学検査及び悪性腫瘍などに対する放射線治療(休止中)の業務を行っています。画像データは、PACSで管理され、病院内で配信されているので、フィルムレスとなっています。
設備に関しては様々な医療機器を導入しております。各種認定・専門資格を習得した診療放射線技師が在籍しており、高度な画像情報や正確な検査結果を臨床サイドに提供し、患者さんに安心して検査や治療を受けていただけるよう心がけています。
各種放射線検査
※写真をクリックすると拡大します。
CT検査 256列CT装置Revolution CTは、GE社製で0.625mmの検出器が256列並んでおり、最速0.28秒の1回転スキャンで16cmの範囲が撮影できます。そのため、脳や心臓は寝台を移動させることなく、1回転のスキャンで撮影することが可能となり、患者様の動きによる影響も少なくなります。また、最新AIを用いた画像構成技術の搭載によりノイズを低減し、従来の64列CT装置よりも被ばく線量を減らすことができます。(部位によって異なります)エネルギ可変技術に対応したワークステーションは、画像処理能力が高く、心臓の機能解析や高度な画像の作成も可能です。 256列CT検査
MRI検査 MRI(磁気共鳴画像)検査は、X線を使用せず、強い磁気と電波を使用して、身体のいろいろな方向の断面像を得る検査で、病変の状態、大きさ、形を観察できます。また造影剤を使用せずに血管を画像化(MRA)して3D画像表示することにより脳血管等の診断に使われています。検査は狭い土管のような中で行います。検査中は大きな音がしますが耳栓、専用ヘッドホンにて軽減されます。検査時間は20分から40分程度です。 MRI検査
PET-CT検査
(休止中)
PET-CT検査はF-18という放射性同位元素(RI)を使用した医薬品FDGを静脈注射し、代謝が盛んな組織にFDGが集積する性質を利用して、癌や炎症などの病巣を画像化する検査です。検査は静脈注射後、約1時間安静にして薬剤が組織に集積後、30分程度の画像収集(全身CT撮影とリング検出器による放射線検出)を行います。その後、約30分間別室にて体内放射性同位元素の減衰を待って終了となります。 PET-CT検査
血管造影検査IVR 血管造影検査はカテーテル(細い管)を血管内に挿入し、X線透視下にて、目的である場所の血管へ導き、造影剤を注入しながら血管の撮影を施行し診断と治療を行います。IVR(X線透視、超音波、CTなどを施行しながら、主にカテーテルテクニック、または穿刺術を利用した治療)は外科的手技に比べて低侵襲性で、患者さんに対する負担を少なくした治療に役立ちます。当院では血管系IVR(血管塞栓術、動注化学療法等)、非血管IVR(各種ドレナージ、胆管ステント挿入術等)を取り扱っております。 血管造影検査IVR
核医学(RI)
検査
微量の放射性同位元素(RI)を使用した医薬品を静脈注射等で体内に投与し、一定時間後に目的臓器等に集まったRIから放出される放射線を体外からガンマカメラにより検出し画像化します。またカメラを体の回りを回転させて作成される断層画面により血流量や代謝機能の情報が得られ、脳血管障害や心疾患の診断に有効です。 核医学(RI)検査
乳房撮影
マンモトーム検査
乳房専用のX線撮影装置とFCRのデジタル・マンモグラフィにより高画質な画像を提供しております。当院はマンモグラフィ検診施設画像認定を受け、検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師がメインとなり撮影し、検診マンモグラフィ読影認定医師が読影診断を行っています。また平成23年1月よりステレオガイド下吸引式針生検(マンモグラフィで病変を確認しながら行うマンモトーム生検)を石灰化などの病変に対し、乳腺外科医師と協力して施行しております。 マンモトーム検査
全身骨密度
測定検査
骨密度測定検査は低エネルギーX線を使って身体の骨の密度(骨塩量)を測定し、骨粗鬆症の予防診断、ホルモンのバランス異常や代謝性骨疾患の診断・治療効果の判定に利用されております。当院では、DXA法(二重エネルギーX線吸収法)による全身対応の装置により高精度な一連の検査を短時間(約20分)にて行っております。 全身骨密度測定検査
ハイブリッド手術室 最新ハイブリッド手術室にようこそ!
ガソリンと電気のハイブリッド車のように、手術とカテ−テルを組み合わせて驚くような治療を生み出す手術室です。
この部屋には、最新鋭の島津社製TriniasC16を世界で初めて導入しました。心臓血管外科と循環器内科の垣根を越えてハイブリッドな大動脈・血管センターが稼動しました。
ハイブリッド手術室
主な医療機器

CT検査 GE Revolution CT(256列)
Canon Aquilion64(64列MDCT)
MRI検査 2台 GE SIGNA Pioneer 3.0T
GE SIGNA Explorer 1.5T
PET-CT検査 2台 SIEMENS SOMATOM Biograph 2台(休止中)
血管造影検査、IVR Infinix Celeve-i
Aquilion 64 CXL 各1台
核医学(RI)検査 Canon ガンマカメラ Symbia E
乳房撮影
マンモトーム検査
GE Diamond
日立 MultiCare Platinum
全身骨密度測定検査 HOLOGIC Discovery
PACS
(医用画像保存通信システム)
富士フイルム SYNAPSE
各種認定・資格

  認定・資格名 人数
第1種放射線取扱主任者
第1種作業環境測定士
X線CT専門技師
肺がんCT検診認定技師
検診マンモグラフィ撮影認定技師
磁気共鳴専門技術者
核医学専門技師
医療情報技師
放射線治療専門技師
PETセミナー修了者 11
ICLS